~8/24 読書会開催記録~

この日は5名の参加者で開催させていただきました!ありがとうございました!
この日は女性の参加者が多かったです。読書会の開催場所によって参加者の方の特徴が変わったり、紹介して頂く本のジャンルも違ってくるので面白いなと思います。


今回のテーマは2つです!


1.「日本人らしさ」とは?(テーマ本:歴史が教えてくれる日本人の生き方)
 

日本人は他民族よりもパワースポットを好む傾向があるそうです。過去の日本の歴史を振り返っても、伊勢神宮や白神山地など、いわゆるパワースポットと呼ばれる場所が多く日本には点在しています。「そこに行くと元気が出る!」といった自分だけの場所は、何も有名なスポットでなくとも誰しも持っているのではないでしょうか?



しかし、本来パワースポットというのは、場所そのものではなく、そこにいる人たちや、そこに根付いている文化、価値観、思想であるといいます。本書のあとがきには、「パワースポットはどこか遠くにあるのではなく、自分や祖先の中にある」という言葉があります。

人を元気にするのは、人と人の心であるということですね。




少しキレイごとに感じる方もいるかもしれませんが、仲の良い友人がいるとすれば、その彼/彼女と一緒にいるだけで幸せになれるといった経験があるのではないかと思います。自分もそういった「誰かのパワースポット」になれるようにしたいと思いました。




本書によると、日本人が昔から受け継いできた、恩を感じ、故郷を愛し、自分のためでなく未来の日本のために行動する高い精神性は、地方に強く残っており、都会に住む人も触れて学ぶべきだと説いています。また、最近の日本人の考え方が、行動に対価を求める西洋の契約型の考え方になりつつあるといいます。もともと日本人は歴史的にそういった思考や価値観は不向きなのだそうです。



良い行いはお天道様が見てくれていて、きっと先の人生が豊かになるという本来の日本人の生き方は、当たり前のようで当たり前ではなく、失われつつある大切な生き方の基盤になる部分だと思います。




2.習慣化のコツとは?(テーマ本:マンガで分かる続ける習慣)


「継続は力なり」誰でも知っている言葉ですが、想像以上にこの「続ける」という行為は難しいものです。精神力がものをいいますし、好きなことだからといって無条件で続けられるものではないからです。




大学受験や部活動で、1~2年本気で継続して結果を出した!という方はいらっしゃると思いますが、社会人になると、サラリーマンであれ個人事業主であれ社長であれ、5年や10年、もしくはそれ以上のスパンで継続して努力しなければならないこともあります。長い期間でもずっと努力を続けて結果を出し続けるためには、途中でやめてあきらめることのないように、落とし穴となる可能性が高い部分をあらかじめ把握しておくことが大切になります。





落とし穴の内容に入る前に、まず、多くの人が、学習や片付けなど「行動習慣」を変えたいと願う人が多いそうです。時間や行動が効率化されれば、自分の目標達成が近づくからです。しかしこれはたった1カ月で変えることができるそうです。厳密には、習慣化を作るには「28日間」必要。その「たった1カ月」を乗り切るのが難しい。三日坊主を止めるにはどうしたらいいのでしょうか?そこで、落とし穴の把握とその解決が重要になってきます。続ける習慣をつけようとする過程で必ず出てくる、いわば「挫折」です。




ステップ① 反発期(1~7日目)
 三日坊主がこの時期。まずここで多くの人が挫折します。対策としては、とにかく少しでもいい、完璧ではなくなくとも「とりあえずできればよい」という考えで物事に取り組んでみましょう。いきなり100点を目指すと、必ず続かなくなります。




ステップ② 不安定期(8~21日目)
 せっかく軌道に乗ってきた習慣が、イレギュラーな出来事で頓挫する時期。ゴールや習慣化した自分をイメージしつつも、他人の影響を受けたり、どうしようもない事情があり予定通りに進まないことも見越して計画を立てるようにしましょう。余裕を持ったスケジューリングを作るのです。





ステップ③ 倦怠期(22~30日)
 ある程度続けることができるようにはなったものの、慣れることで逆にマンネリを感じて、続けることへのモチベーションが落ちる時があります。ここではちょっとした習慣の変化や、次を見越した新しい習慣の計画が必要になります。このスパンを繰り返すことで、意識しなければできなかったことが無意識でもできるようになる=習慣化することができると言います。





また、習慣化を目指す際は、1回に1つの習慣にしぼることも大切だといいます。例えば新卒の社員がキャリアアップのために英語を勉強する場合、「会社に行く前に早起きして30分は机に向かう」という目標設定を掲げてしまうと、この目標を分解した際に、「早起き」と「机に向かって勉強する」という2つの新しい習慣を一度に身に着けようとしていることになります。一度に2つも続けることは、どんな精神力強い方でもなかなか難しいものなんです。





いかがでしたでしょうか?今回はビジネス書がほとんどだったので、より実用的な内容で読書会が進みました!




普段はビジネス書を読まれない方も、読書会で紹介された本を実際に読んでみて、会社で実践したら意外と良かった!という感想をいただくこともあります!自分の生活をより良いものにするヒントが読書に隠れていると思っています。



普段本を読まなくて何を読めば良いか分からない!という方の参加も大歓迎ですので、ぜひ一度遊びに来ていただければ幸いです!



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