~6/1 読書会開催記録~
今回の読書会は、起業家、大学生、外国人留学生と、多様なバックグラウンドの方に参加頂き開催しました!この日盛り上がったテーマは「現代の広告」と、少しアカデミックな回となりました!
「レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか?」という本をもとに、現代の広告とマーケティング戦略についての話になりました。レッドブルの場合は、「翼をさずける」というキャッチフレーズとともに、F1のチームのスポンサーに代表されるような施策により他のエナジードリンクとは一線を画すような、徹底してスポーツ面でのブランディングを行いました。あえてイメージを一つの分野に絞ることで成功した例だと思います。また発売当時はまだエナジードリンクはあまりメジャーではなく、意外にもスポーティーなイメージがそもそもなかったことも理由の一つだと考えられます。缶のデザインからフタの部分のギミックまでこだわって作られているので、是非今度飲む際は缶そのものを細かく見てみると面白いと思います(笑)
従来は広告やブランディングというのは経済面の理由もあり「企業」や「組織」がメインでしたが、近年はインスタグラムに代表されるように、「個人」のレベルで自らのブランディングが可能になりました。会社やその会社の扱う商品の性質で広告を打っていたのが、人間個人の気質や個性を前面に出すことが広告になる時代になっています。現在では会社ですら、ツイッターやインスタグラムで有名になった数人のブランド力のある社員を前面に打ち出すケースもあるようで、企業に信頼が集まる時代から、一人一人の個人に信頼が集まる時代になってきたのではないでしょうか?セルフブランディング能力は、資格や語学の勉強以上にこれからの時代を生き抜くために必須のスキルになるのではないか?という話もありました!