「しないことリスト」~オススメビジネス文庫本紹介②~



【しないことリスト】 著:pha

今回は、東京駅、天下の丸の内の書店において、並み居るビジネス書を押しのけて売れ筋ナンバーワンになっていた本をご紹介します!

最初は表紙も目立たないし、文庫本の中でも輪をかけて薄いし、「正直どうしてこんなに人気があるんだろう?しかもこのサラリーマンが多くいる東京駅の本屋で?」と感じながら手に取ったのをよく覚えています(笑)

しかし読んでみると、その理由がよくわかりました。

この本はタイトル通り、「しないこと」にフォーカスを当てています。社会通念上やらなくてはいけないことに縛られがちな日本人にはぜひ読んでほしいと思います。仕事等に忙殺されているサラリーマンには刺さる内容だと思います(笑)

この本のテーマを一言で表すなら、、

\社会の多数派に負けない社会不適合者なりの幸福論️/

だと思います(笑)

ここで突然ですが!!

「社会の多数派の価値観」とはなんでしょうか!?

① 会社組織にちゃんと適応しろ!

② いつも友達と楽しむ姿をSNSに投稿しろ!!

③ 結婚して家庭を持て!

④ 筋肉があれば全部解決できる!

こんなところでしょうか?(偏見含む)

これらを全部「しない!!」がテーマの本です。

著者は、京都大学卒のエリート‍⚕️ながら、日本一のニートと呼ばれ怠惰なライフスタイルを実現していることで有名な「pha」という方です。

この本で面白かったのは、、

「社会不適合者こそ、孤独になるな!群れろ!」です(笑)

社会の多数派がなぜ強いのか?️

当然ですが、彼らは群れを作り、自分たちの世界を意識的に作り上げるのが上手いからです。

日本🗾はとりわけ多数派が強いという風潮がありますから、群れた彼らの価値観に染まれない人は「負けの烙印」を押されてしまう傾向があります。

会社組織において、部下にやたら態度のデカいゴリラ上司がなぜか出世してしまうのもこれが所以です。

ではそれが嫌な人達はどうすれば良いのか!? 答えは一つ。

社会不適合者も群れることです!(笑)

「嫌なことはしない!」という御旗🏁を掲げて行進し、そこで一つの社会を創るということです。
今はSNSだってなんだって使えますしね。

人付き合いは苦手だから…とかは関係ないです。「類は友を呼ぶ」というように、みんな同類で集まればなんだかんだ意気投合します。

ウーマ〇ンラッシュアワーの村〇本さんは、学生時代1度クラスの番長的な位置についたことがあったそうですが、その後クラスの陰キャの逆襲を受けて総スカンを食らい、失脚したというエピソードがあるそうです(笑)

「やりたくないことはやらない」「好きなことだけやる」と言っている堀江貴文(ホリエモン)さんはSNS等を通じて物凄い支持を受けて、一種の「群れ」を創っていますよね…

社会不適合者が不適合なのは、「その人が今いる社会においては」不適合なだけです。自分が適合できる社会は自分、自分たちで創るんです。

誰でも自分の理想の生き方を追求できる楽しい時代が来ています。そのヒントになる考え方がこの本にはあります。

今何となく人生を生きてしまっている人や、違和感を感じつつも動き出せない人にはぜひ読んでほしいと思います。こういう生き方をしている人もいるんだと視野が広がると思います。

当読書会にも、20代中心のためか、自分の今の仕事やプライベートに関し違和感を持っていたり、刺激を求めていたりする方が多くいらっしゃいますが(笑)、自分の所属している会社やコミュニティの外であるからこそ本音で話せるという方が多く、他の同世代がどんな志を持って日々生活しているのか?等、自分の生き方を振り返り内省する機会にもなると思いますので、読書会に行ったことないという方も、参加経験がある方でもフラっとお気軽にぜひお越しください!!👍

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA