~7/21 読書会開催記録~
来月から通常の読書会の他に、SHOWROOM株式会社を起業された若手経営者、前田 裕二さんの著書「人生の勝算」と「メモの魔力」を題材に参加者全員が楽しめる「ワークショップ読書会」を開催いたしますので、ぜひ一度遊びに来てください!!(事前に読んでこなくても大丈夫です)
さて、今回の読書会での主なテーマは「マインドセット」と、「人に頼めない日本人」でした。
前者については、何をするにもまず最初に考えるべきだと思います。仕事を選ぶ、恋人・配偶者を選ぶ、、等人生のあらゆる選択をする際に必ずこのマインドセットが自分の価値観と合致してからでないと上手くいきません。
後者については、日本人は協調性があり、みんなで協力して物事を進めるのが得意だと思われがちですが、実際は自分で抱え込み独力で何とかしようとする傾向が強く、イメージとは逆であると言われています。今回はそんな日本人でも職場、プライベートで人に頼みごとをしやすくなる方法をご紹介します。
・ 成功するマインドセットとは?
アスリートや経営者など、世間一般における成功する人とそうでない人の違いは、マインドセットの違いだけであると言われています。では、具体的にどのような点でマインドセットが異なるのでしょうか?
成功しない人= 「硬直マインドセット」
成功する人= 「しなやかマインドセット」
硬直マインドセットとは、簡潔に言えば一回の失敗で諦める人のことです。月並みな表現ですが、あきらめず物事を続けることができる人、コツコツできる人が一番強いのです。
世の中で、めんどくさいことをコツコツ続けられる人は、意外といないんです。だからこそ差が生まれる。そこが成功するか否かの境目です。
次にしなやかマインドセットとはその逆。一回の失敗では諦めないということです。それに加え、「苦しいことこそが喜びを生む」「まだまだ伸びることができる」ということを心の底から自分に落とし込んでいる人。これが成功する条件です。他人と比べるのではなく、昨日の自分よりどれくらい成長できたかを重視する…、こういった自分へのコミットメントが高いということが重要です。
どれも綺麗ごとで、なかなか自分には当てはまらないなと感じる方も多いかもしれませんが、そういった方は損得勘定を捨て、まず自分のやりたいこと、もしくは自分の価値観に照らし合わせた上で、心から好きなことを探してみて下さい。好きなことはまずまちがいなくマインドセットとして自分の中に落とし込むことができるからです。
・ 「人に頼めない日本人」
職場において、特に若手社員は上司の助けがないとどうしても仕事が進まないということが必ずあるんじゃないかなと思います。そんな時に役立つ「頼み方の裏技」をいくつか紹介しますので、参考にしてみて下さい。
1.まず、人は頼られるのが好きだということを頭に入れる。
頼まれたら迷惑がられるんじゃないかという考えをまず捨てることです。上司も本当に忙しい時以外は、思いの他頼られたらうれしいものだと思います(笑)。まず、思い込みをやめましょう。やってもらった後は、「あなたのおかげで」できましたと特別感を出した上でお礼すると良いでしょう。実際あなたに助けてもらったことでどんな成果が出たかを伝えてあげるとより良いそうです。
2.自分が困っていることを伝える
困っている時や分からない時は、はっきり口で伝えるようにしましょう。もしそれが難しければ、困ってる表情や雰囲気を醸し出してください(笑)。上司も部下の仕事が進まなければ困りますから、気にかけてくれるはずです。あからさまなアピールで全く問題ありません。
3.恩着せがましくしない
何かをやってもらった後も、次回以降も手伝ってもらうために必要なことです。最低限の感謝だけでよいそうです。何度も何度も謝罪したりお礼を言ったりする傾向が日本人にはありますが、恩着せがましくされると相手は不信感を持ちます。シンプルな「ありがとう」だけで十分伝わります。
一回やってくれた人は、よほどのことがない限り、二回目も同様に助けてくれます。あくまでもフラットな関係で頼み事ができるような人間関係構築が必要です。そのコツは、過不足のないコミュニケーションを取ることです。不要なお世辞をなくし、本心のみ言葉にして下さい。
いかがでしたか?
会社、プライベート問わず使えるスキルや考え方を、2~3時間程度でインプットできることが読書の強みです。みなさんももしおすすめのライフスキル本等あればぜひ一度読書会の場で紹介してください!新規の方も二回目以降の方も大歓迎です!